1mmでも助かる情報収集方法2 ~災害後編~
こんにちは,
タクミです.
今回は,
前回に続きまして,
自分の
命,生活,心
を持ち続ける
災害に負けないために
必要な情報収集とその方法を
災害後について
話していこうと思います.
災害後こそ,
情報収集が大変で
かなり重要になってくるのが
現実としてあります.
例えば,上のように
避難所の掲示板はぐちゃぐちゃ
に張り紙がされてあって
どこにどんな情報があるのか?
そもそもどんな情報が?
自分に必要なのか?
よくわからない.
先の心配を
助長させる原因にもなります.
では,
災害後にすぐに立ち直るよう
にするために必要な情報を
お話しようと思いますが,
その前に,
大前提として,
一番大事なのは,
生きる気力を失わないことです
これがなければ
何も始まりません.
あなたの周りは苦しくて,
あなた自身も苦しくて,
どうしたらよいかわからない
もういいや!
ってなるのが一番悔しいです.
生き残れば
何とでもなるのに
無念になくなってしまった方が
浮かばれません.
その人達は生きたくても
どうしようもなく
亡くなってしまった
かもしれないのに..
人がどうこうでない
つらいものはつらい
それでも
生きて欲しい.
災害後つらいのは
なんだかんだそのときの
踏ん張りようで
一時的だ.
その苦しさをどうか
乗り越えよう!
そして
そのための方法の1つが
事後の情報収集だ.
これをするだけでこころの
持ちようがかなり変化する.
なぜなら,
食べ物がどこにあるかも
わからない,
いつもらえるかも
わからない
そんな状態で生きるより,
どこに行けばもらえて,
いつもらえる
このことが知ってる状態では
心の持ちようが
かなり違うからだ.
知ってるというだけで
人間は不安から逃れる
ことができるし,
それを利用できれば,
余裕持って過ごせる.
また一人一人に余裕があれば,
ぎすぎすした避難所でなく,
そこは温かな空間になり得る.
また事前に事後集める情報を
知っておけば
起こったときすぐに
行動につなげることができる.
事後必ず集める情報は,
1. 災害情報
2. 家族の安否
3. 被災状況
4. 衣食住の確保
確実に必要なのはこの4つ
この順番で重要です.
1は,それ以上自分が
被災しないようにするためです
例えば,地震が来たときに,
家族の心配や家の心配
をしていたら津波が来てしまう
可能性があります.
ですから,
まずはその災害の情報,
2次災害が発生する可能性が
あるかどうかを確認します.
津波に関しては,
確認できないなら
とりあえず逃げましょう!
その後に,
2の家族や恋人などの
安否確認です.
ここが,一番不安になる方が
多いかと思います.
これは,事前にLINEだけでなく
電話番号も把握しておく
ことが大事です.
災害時は,
インターネット,電話回線
どちらもつながりにくい
状況になりますが,
どちらもトライできる状態
にしておくことで少しでも早く
つながる可能性を
あげておきましょう.
災害用伝言板や伝言ダイヤルも
使う方法を知ってると
めちゃめちゃ良いです!
3は,
2の次に不安になる方が多い
と思います.
自分の家どうなったかな?
会社どうなったかな?
とかです.
この先のことを考える上でも,
自分の家がどうなったのかを
直視することは
大事だと思います.
それがちゃんとわからない,
受け入れられないと
次に進めないからです.
4は,生きる上で
最低限必要なことの情報です.
水や食料について,
住む寝る場所について,
着るもの衛生面について
です.
それらがどこにあって,
いつもらえてなど,
それらに関する情報は
常に気にしておきましょう
ここまでで災害後に
必ず集める情報とその方法,
順序を説明しました.
正直,
当たり前のことです.
こんなのいざとなったら
誰でもできるだろ!
はい.
みんな生き残る人はやります.
やらざるを得ません.
でも頭でこの順序で
情報を集めておくということを
理解しておけば,
行動するときに
不安が減ると思うんです.
行動に迷いがなくなる.
災害時は,
パニックになるものです.
当たり前も当たり前
じゃなくなる
非現実が目の前に現れます.
そのときにいかに
冷静でいられるか
そこで
情報が与える力
は大きいです.